スポンサード リンク
こんにちは、みんなの儲かるCM分析です。


この記事は、このブログを始めた頃から書きたかったんですよね~(^^;


また、資生堂のCMなんですが、
資生堂のCMってCM手法のオンパレードのようにたくさんパターンがあるんですよね。

しかも、結構レベルが高いんですよ。

だからつい取り上げちゃうんですよね。


さて、今回は資生堂企業広告CM「新しい私になって」


楽曲;新しい私になって
作詞;中島 信也
歌・作曲;熊本 杏里
モデル;マイコ(ESPRIT)
演出;中島 信也
撮影;上田 義彦



使われている曲は当初オリジナル曲でタイトルが無かったみたいで、
CMで使われてから問い合わせが殺到して発売になったらしい。



中島信也さんは多摩美術大学教授でもあるCMディレクターで、
大学の映像課題で生徒が作ってきた作品で、
中島さんが熊木さんを知って惚れ込んだらしいです。

きっかけになった作品はこちらのようです。

『 キャンパスノートCM 』(・・・)

こちらは、使われている曲は『 私をたどる物語

作詞が武田鉄矢さんなのは、金八先生つながりだろうか?


そして、出来たのがこの記事で取り上げている『 新しい私になって 』

曲名も『 新しい私になって 』になったようです。




新しい私になってCM開始

熊本 杏里さんの歌


↓↓↓↓↓↓↓↓


マイコさんが顔を洗っている

曲にあわせて物語が進行

画面全体の色は白が基調

一瞬だけ花が咲いた映像が映る(緑が基調)


↓↓↓↓↓↓↓↓


すっきりした顔になって伸びをする


↓↓↓↓↓↓↓↓


ナレーション
『新しい自分に生まれ変わったら、きっと、もっと美しい明日がやってくる』

ナレーションと画面
『一瞬も、一生も、美しく』(背景白でナレーションに併せて文字が浮かんで来る)
『SHISEIDO』


↓↓↓↓↓↓↓↓


新しい私になってCM終了



『 新しい私になって 』(・・・)

人気ホームページランキング←動画見られた人はよろしく(^^;


さて、分析です。

私の印象に残ったもの、

・熊本 杏里さんの歌
・モデルのマイコさん
・『 一瞬も、一生も、美しく 』(資生堂の方針)
・『SHISEIDO』

完璧に伝えきっていますよね。



ドラマ系CM手法で取り上げた、
私の考えるドラマ系CM手法で人に印象に残すための注意点なんか
当然クリアしてますね。


色の魔法を使いこなせ!(色が与える印象の違い)で述説明しましたが、白を基調にしているので、『清潔、新しい、純潔、空虚、ピュア』といったようなイメージが思い浮かびますが、曲が『 新しい私になって 』なので、『新しい』を強調するために白が使われてますね。


そして、一瞬出てくる花はたぶんクリスマスローズです。
クリスマスローズの花言葉:私の心配を和らげて、私の心をなぐさめて。

小憎らしいくらい行き届いてますね。

これは、フラッシングに近い手法を使っていますね。


また、『一瞬も、一生も、美しく』、『SHISEIDO』で背景が白いのは、新鮮さを押し出すとともに、色のイメージのハロー効果、後光効果、光背効果(パワーポジション)を使っているとも思えますよね。


そして、曲もナレーションも伝えることを的確に伝えタイミングも『 完璧 』、素晴らしいです。


あと一つだけ要素がプラスされていたら、
私の考える『 至高のCM 』入りですね。



なんか、このCMを見ていたら、
KOKIAのありがとうを使ったMS Windowsシリーズの擬人化パロディ『 OSたん 』の
『 ありがとう 』(・・・)フラッシュを思い出してしまった。

ちなみに、このフラッシュがCMだったら私は『 至高のCM 』として紹介します。


『新しい私になって』は、私の考える『 至高のCM 』に入れるには、
『時間と思い出』だけが足りないんですよね。

もうこのレベルまで来るとそれだけが残念。(^^;

ザイオン効果で何度も放送すれば、
記憶に残るCMのベスト10に入るのじゃないかと思います。

でも、年度が変わると会社の方針が変わるから何回も放送するのはイメージが固定しちゃうから難しいのかもしれませんね。


1回で強烈に印象づけるには、とてもすばらしいCM!
スポンサード リンク
inserted by FC2 system