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こんにちは、みんなの儲かるCM分析です。

今回は、グリコの『ウォータリングキスミントガム』を取り上げてみようと思います。

確か、CMに出ている杏というファッションモデルは、
渡辺謙の娘だったと思います。


今回は前置きを抜いて早速見て行きます。


ウォータリングキスミントガムのコマーシャル開始


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『私がかんでいるのはウォーターリングキスミント 』(出演者のセリフ)

ジュルル(よだれをすするような音)


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グリコ(CM終了時の会社名のナレーション)


ウォータリングキスミントガムのコマーシャル終了


『 キスミント 』(・・・)


人気ホームページランキング←CM見られた人はよろしく(^^;


まず、ウォータリングキスミントガムのコマーシャルで気になるのは、
『出演者のセリフ』です。


通常人が聞いて心地よいと思う音程とかリズムってありますよね?

音楽だと例の 『1/f ゆらぎ』っていうやつです。


でも、ウォータリングキスミントガムのテレビコマーシャルでは、
セリフを歌っているような様相を呈しているにもかかわらず、
心地よい音程とはかけはなれています。

これは、
通常の心地よいと感じるものとかけ離れたものを聞かせることにより
画面に注意を向けているものと考えられます。

みなさんも
楽器が下手な人が、楽器の上手い人と一緒に演奏していて
下手な人が音を間違えたときに間違えた音だけが非常に耳に障ったりしませんか?

これって、
心地よいものの中の不快なものにより
注意が不快なものに向いたから
です。


次に、ジュルルという
若い女性の行いとしては行儀が良くないと思われる『よだれをすするような音』

これは、前回の日産ブルーバードシルフィ(NISSAN BLUEBIRD SYLPHY) でも触れた以下の手法ですね。

食べたい、したい、眠りたい、人間の三大欲求を転化しよう



そして、ウォータリングキスミントガムのコマーシャル全体の流れとして、

『行儀が良くなくてもいいじゃないですか?』

というようなメッセージが込められているような気がするのですが・・・



では、ウォータリングキスミントガムのコマーシャルが商品を売りこんでいると思われる
性別と年齢層、指向はどんな人達でしょうか?


お行儀をあまり気にしなくていい人達 = 若年層、男性中心(一部女性も対象)

にコマーシャルをしているものと考えられますよね。


ウォータリングキスミントガムは、
グリコのサイトでもわかるように
新ガムベースである保水ガムベースを使って
なめらかな噛み心地としっとりとしたうるおい感を売りにしています。



なので、ウォータリングキスミントガムの売りの点をもっと強調して
性別不問で全年齢の口腔内が乾燥しがちな人を対象に売り込んでも良さそうなんですよね~。

でも、すぐ上で述べた宣伝の仕方だと
ガムの効果が多くの人に浸透するまでに時間がかかりそうですね。


費用対効果を考えると今現在流れているコマーシャルの方が効果がありそう。

う~ん、いろいろ考えられてているな~


でも、早くヤメテ!! そのCM =嫌いなCMってないですか?= : グリコ 「ウォータリングキスミントガム」でigio@blog作成者が書かれていますが、
やっぱり不快に思ってしまう人もいいますので、
よい印象を与えるコマーシャルではないのかもしれませんね。


でも、ここで取り上げていないCMに比べれば、印象に残るCMなので、CM手法的には数段レベルが違います。

自分のブログやホームページのアクセスアップをはかるときにも参考になりますよね。
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