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こんにちは、みんなの儲かるCM分析です。

今回は恐怖は欲望より優先するので、怖さを煽って抑制手段を提供する手法です。

これは、人間心理というより生物の自己防衛本能に訴えかけるものですね。

怖さは人に強烈な印象を植え付けますが、不安を植え付けた上でその怖いものを避ける手段を提供するのです。


いくつか例を挙げますね。

  • 地震で被害を受けた建物の映像を流してから耐震設計の家の実験映像を放送する。
  • 同じように地震で被害を受けた建物の映像を流してから地震保険の商品を勧める。
  • がん保険に入っていなくて苦労した人の話をしてからがん保険の商品を勧めるとか
  • どろぼうの映像を見せてから防犯サービスや鍵の宣伝を行う


こういったパターンです。

要するに、『○○をしないとひどい目にあいますよ。 だから、○○した方がいいですよ。』というパターンです。

このパターンいろいろなところで見ることが出来ますよね。


ただ、このパターンを見た時にはとても注意が必要ですね。

だって、○○したからってひどい目にあわないとは限らないんですよ。
問題は、○○してもあなたの不安をただ単に少し和らげる(気持ちを落ち着かせる)だけかもしれないということです。


このパターン振り込め詐欺にも似ています。

先日、中学生が携帯電話で振り込め詐欺にあったという事件が報道されていましたよね。

『退会しないともっとお金かかちゃうよ』(不安を煽る)
『そのままにしておくと家までお金請求しにいくよ』(さらに不安を煽る)
『お金を振り込めば大丈夫なようにしてあげる』(不安の解消方法の提供)

騙されないようにしましょうね。


グーグルのGmailのスパムフィルターを通してGmailから携帯電話に転送してメールを受け取ったりすると携帯電話のメールも随分安全になるかもしれませんね。

全部Gmail通してれば、ドメイン指定で直接来たメールは全部自動で破棄とか出来ますからね。

話がそれてしまいましたが、このパターンは、宣伝で使うときも見る方も注意が必要な手法ですね。
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