ペプシコーラ海外CM ブリトニースピアーズ、ビヨンセ、P!nk『グラディエイター篇』

こんにちは、みんなの儲かるCM分析です。

今回は、ペプシコーラ海外CM ブリトニースピアーズ、ビヨンセ、P!nk『グラディエイター篇』です。


２００４年の物ですからちょっと古いですね。

ブリトニースピアーズ、ビヨンセ、P!nkが剣闘士姿で『 We Will Rock You 』歌ってます。

このCMがどのくらいの衝撃度かというと・・・日本で例えましょうか。

絶頂期の安室奈美恵と絶頂期の浜崎あゆみと倖田來未が、観客がたくさんいる中ビーチバレーの試合をしに出てきたのに、ペプシコーラが飲みたいためにいきなり『サザンオールスターズの勝手にシンドバッド』歌いだすくらいの衝撃・・・逆にわかりにくいかな(＾＾；


私はこのCMがお気に入りで、既に結構な回数見ているのですが
まあ、説明する前に見に行って頂いた方がいいですね。


『 Pepsi We Will Rock You 』（・・・)


←ＣＭ見られた人はよろしく(＾＾；


使われている手法は基本がドラマ系ＣＭ手法ですが、曲が中心のCMでもあり、ドラマのシチュエーションが曲無しでは成り立たないので『曲が中心のCM』に分類しています。

ちなみに、歌っているのがブリトニースピアーズ、ビヨンセ、P!nkの三人でなくてもCM自体は成り立ちますよね。

そこに、キャラクター型のCMでもあります。

当時絶頂期だったブリトニースピアーズ、ビヨンセ、P!nkの３人が三人三様の歌い方をしているのが極上のソースになっていますよね。


変な例えをしますが、食事でお肉やお魚を食べるときに、
塩味とスパイスは効いているのでそのまま食べてもおいしいという状態を思い浮かべてください。

それでは、そこに素材の味を引き立てるようなおいしいソースがかかっていたらどうでしょう？

さらにおいしいじゃないですか！！！（＾￢＾）うまそ～♪

という状態のCMです。



ドラマ系(シチュエーション系)のCMは出演者にセリフをあまり与えないほうが印象に残る場合が多いようですが、出演者にセリフを与えない場合は、BGM曲に印象が左右されますよね？


このペプシコーラ海外CM ブリトニースピアーズ、ビヨンセ、P!nk『グラディエイター篇』の場合、出演者にセリフを与えない代わりに得意分野である歌を歌わせてそれをBGM代わりに使ってしまうという、いわば逆転発想の起用のし方ですよね。


CMの長さは３分もあるのだけれど、たぶんこれだけ力とお金をかけてCMを作るだけの視聴率の取れる番組(スーパーボウルとか)で流したんでしょうね。


ブリトニースピアーズ、ビヨンセ、P!nkが三人三様の歌い方で『We Will Rock You』歌ってるので、このCMを見ると得した気分になれますよね。